トライアルをするのにトラ車以外の代車でトライアルは出来る?〜自転車編〜

2023年9月7日

トライアルをするのにトラ車以外の代車でトライアルは出来る?〜自転車編〜

面白い動画がアップされておりました。

こちらの「とらチャンネル」は、自転車に乗り始めた頃、よく見ていたチャンネルでした。
今もちょくちょく見返してたりするんですよね。w
で、この度、新着動画が上がってきてたので見たんですが、とても面白いテーマでした。

というのも、上記の動画でテーマにされている内容が、

MTBでトライアル練習をするのに、ブレーキはワイヤーブレーキでも出来る?やっぱ油圧ブレーキ?

でした。
で、その件についての答えとして

油圧ディスクブレーキでやりましょう

となるんですが、そこからどんどん話が膨らんでいって、奥様が、以下の動画のことを持ち出すんですね。

という流れになって、最終的に

トライアルするならトラ車買った方がいい

となったんですね。笑

言わんとすることは分かるなぁ・・・と思ったので、ぼく視点で思うことを書いてみようと思うんですね。

トラ車以外のMTBでトライアルの練習、もしくはトライアルごっこは出来る?

個人的に思う結論

正直なところ、トライアルするならトライアル自転車を購入した方がいいと思います。
若しくは、ストリートトライアル自転車を選ぶべきかなと思います。

ルック車(見た目はMTBでも、車両のつくりが専門的になっていない自転車)を買っても、きっと練習は続かないと思います。
割と山を走れるMTBを買っても、やっぱりトライアルの練習は続かないと思います。

とりあえず一度体験してみたい・・・という方は、トライアル自転車をお持ちの方を探して声をかけて乗られてみるべきかなと思います。

「じゃあ、初めからそこそこやる気じゃないと、トライアル自転車はやらない方がいいということ?」と思われるかなと感じるんですが、まぁその通りかなと思うんですね。

どのみち、MTBを買っても続かないわけですし、その時点でMTBの購入金額くらいは損をすることになるんですね。
¥150,000くらい出してトライアル自転車を買えば、適当なことはしないでしょうし、本気で取り組んだり、時間が空いてまたやろうと思った時にもとっつきやすいですよね。

そんなことを思うんですね。

MTBでは何故練習出来ない?

先述では「ルック車やMTBだと練習が続かない」と書きました。
その理由を書き出します。
練習が数ヶ月くらい続くことを想定して書きます。

  • 重い
    想像以上にしんどい
  • 車両のバランスが悪い
    ブレーキやフレームの余分な動きに慣れることが出来ない
  • 錆びたり汚れた時のメンテが大変
  • パーツの交換が出来ない
  • (山を走れるMTBの場合)何でトライアルやってんだ?山行こう!となる

という点がポイントになると思います。

山を走れるMTBだとつくりがきっちりしてるため、ルック車に比べると幾分、練習はしやすいと思いますが、スタンディングやダニエルとか目立つことを考えたりすると、それらが出来るようになる前に飽きちゃいますよね。
山に行ってる方が楽しいですからね。
山に行って目立つためのトライアル・・・なら楽しめるかなと思います。
皮肉でも何でもなく、それが現実かなと思うんですね。
そして、そういう楽しみ方も一つだと思うので、それはそれでありだとも思うんですね。

”別に悪いことではなくて、楽しみ方はそれぞれですので、好きにしていいと思う”ということを前提に聞いてほしいんですが、トライアルの練習で一緒になった方で、ダニエルやウイリージャンプなどをよく練習する方がいたんですが、”トライアルの練習”というより、”ダニエルの練習”や”ウイリージャンプの練習”になってたんですよね。
で、セクション練習をしても、あまり上手く走れない・・・という。
それでも楽しいならそれでいいと思うんですが・・・。

地味なことをコツコツとやってると、消耗品はきっちり消耗するんですよね。
その時になって初めて失速するんですが、その失速でストップする方もやはり多いかなと感じます。
まぁ、、、ルック車でそこまで練習したことがある方を見たこともないんですけどね。

やはり地味で取り立てて楽しいわけでもない練習を続けるには、不向きな車両よりも、専門車両を使わないと、物理的にも精神的にもしんどいかなぁ・・・と思うんですね。

最初からトラ車を買うべき?

縦しんば、ルック車やMTBで練習が続いたとして、岩やステア、ダニエルをする頃には、多分、ブレーキが変わっていないといけない頃かなと思うんですね。
ルック車のブレーキではダニエルはひっくり返ってしまいますし、ステアを上ることが出来てその後止まらないといけませんよね。
なので、仮に、ルック車やMTBで次のステージが見えて来た時には、トライアル自転車を買わなければ、その先にいけない物理的な理由もあるんですね。

「そこまで続くか分からない・・・。」

という話が出てきそうですが、それなら最初から別のことをした方がいいかなとも思うんですね。
例えば、ロードバイクにしても、MTBにしても、何か選んで先に進むことが出来れば、きっとトライアルに戻ってこれるんじゃないかなと思うんですね。

何故なら、ロードバイクやガチガチ走れるMTBも、トライアル自転車に負けない値段するからなんですね。
別の分野の自転車にしても、競技向けの車両は、異常に高いんですよね。
¥150,000のトライアル自転車であれば選手権や試合に出れはしますが、パーツはグレードをあげないと厳しいくらいのモノです。
特にブレーキは。

なので、他の分野で自転車というものを知れば、きっと最初の頃と比べても、目的もやりたいこともハッキリしてるんじゃないかなと思うんですね。

なので、とりあえずお金を捨てるくらいの感覚であればルック車でもMTBでもいいと思いますが、なるだけ無駄にしないように・・・と思うと、MTBなら山に、ルック車なら普段の移動用に使うことを考えてると無駄は減るかもしれません。

トラ車で練習するメリットとデメリット

トラ車で練習するメリット

余計なモノがないので、余計なことをせず、真っ直ぐトライアルの練習が出来る・・・というのがメリットになるかなと思います。
何をすべきか・・・ということも考えやすいですかね、そんな気がします。

トラ車で練習するデメリット

場所を選ぶというところでしょうか。
ブレーキ音や練習の幅を考えると、場所選びが悪いと、練習効率は悪いと思います。

家の前でサッカーの練習をしても、ゴールはないですし敵もいません。
リフティングやドリブルの練習は出来てもそれ以上のことはできませんよね。
サッカー全部を楽しみたいなら、それなりの運動場やグランドにいかないと厳しいですよね。

という感じかなと思います。

締め

という諸々を思いました。

ぼくの個人的なことではあるんですが、写真に写っている赤い自転車、ぼくが最初に買ったトライアル自転車(26インチ)なんですね。
で、1年と数ヶ月続いてる感じですが、すでに大半のパーツを変えています。
なんだったら、シューズも3足目に突入しているわけなんですが、諸々換算すると、多分、同じ自転車をもう一台買えるくらいの費用がかかってると思います。
先日、ショップの店長さんとそんな話になりました。笑

で、20インチのトライアル自転車も持っていますが、こちらは何も変えていません。
ノーマルグレードで全てのパーツの精度が高く、パーツを変える必要がないくらいに乗りやすくて練習がしやすいんですね。
ただ、やはり値段がちょっと高いんですね。
26インチの倍以上の値段はしています。

で、今はだいぶ幅も出てきて、次のステップが見えてきてまして、最初からトライアル自転車を買って良かったなぁと思ってたりします。

因みに、この話って、モーターサイクルでも言えることかなと思うので、次は、モーターサイクル版で書いてみたいと思います。

23/9/7 追記

モーターサイクル編をアップいたしました。

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