5台のバイクにまつわるエトセトラ〜後編〜

前編に続き、後編です。
前編は以下のページからご覧くださいませ。

前編の記事を書いてて、ふと思ったことがありました。
バイクのことを何も知らなかった頃(今もバイクを理解しているわけではありませんが)、色んな人と話をしてると、ことあるごとにマウントを取られているように感じた・・・と書いたんですが、今となっては、ぼくも色んな方々にマウントを取ってるのかもしれない・・・そんなことを思っています。
そういうつもりはない・・・と言いたいけど、言い訳でしかない気がするので、ここは開き直らせていただきます。
もう仕方ないことかな・・・と感じてたりします。

排気量とか、バイクの値段とか、そういうのはどうでもいいんですが、今はトライアルやサーキットに行って、バイクに乗り始めた頃よりも少しだけバイクを知るようになってきてから、なかなか会話が難しいな・・・と感じるんですね。
「何のバイク乗ってる?」と聞かれても、「トライアル」や「GASGAS」と言っても通じませんし、「今はコースしか走行してませんでして・・・」と言うと、ドヤってる感があるようにも思えます。
マウントとはちょっと違うかもしれませんが、なかなか会話のキャッチボールが出来ないタイプの会話になってますよね。汗

バイクは楽しく乗れたらそれでいいと思うんですけどね、別にコースじゃないとダメな理由もありませんし。
ただただ一人で音楽聴きながら走るだけでも楽しかったりしますからね。
別に深い意図はないんですけどね・・・。

何となく、そんなことを思いました。
今後、ちょっとした配慮を忘れないようにしていきたいかもしれない、、、そんなことも思いました。

バイクがほしくなった理由と買った理由

ということで、後編、続けていこうと思います。

YAMAHA セロー250

4台目に買ったのがセローです。
250ccのインジェクションで2014年のモデルですかね。

正直なところ、当時は、ZX-10Rよりも先にセローを買いたいなぁと思ってました。
鈴鹿8耐に触発されたこともあって、先に10Rを買いましたが、元々はセロー希望でした。

セローが欲しくなった理由は特に覚えてないんですが、林道やオフロードを体験してみたく思ったからだったように思います。
ライダーズカフェの「リトルパイン」で話をしてると、度々「セローはいい」と聞こえてきたことがあったので、走ってみたくなったような気がします。

メーカーのHPでバイク一覧を見てると、”コンペティション仕様”と”公道仕様”と分けられてますが、この意味もよく分かってなかったので、見た目が似てるから一緒だろう的な、そんなノリでセローを選んだ気がします。

中古があれば中古でいいし、新車があれば新車がいい、、、そんな感じでした。
当時、ファイナルエディションが新車であって、程度のいい中古があって、店員さんにどちらがいいか聞いたら、「どうせ林道に行ったら傷だらけになるから中古の方がいい」と教えてもらったので中古を選んだ感じでした。

実際、林道に行ってみたら、めちゃくちゃ楽しくて、びっくりしました。
こんなに楽しいバイクは乗ったことがないと思うくらいに楽しくて、そこからオフロードにどハマりしました。

で、色々調べてたら、ハードエンデューロやエンデューロに行き着いたんですね。
そこで初めて見た名前が「山本 礼人」さんと「泉谷 之則」さんでした。
他のライダーの名前もいっぱいあったんですが、過去の動画とか見てて、このお二人の名前が凄く目に止まりました。
以来、色んな動画で彼らの動画を探したりしました。w
ロッシ選手や田中 太一選手がトライアル出身、、、という情報も見てはいたんですが、その時はまだトライアルを知りませんでした。苦笑
山本 礼人選手が自転車トライアル出身であることも見ていましたが、ぼくはまだ自転車トライアルというものを全然認知しておりませんでした。

で、この頃に、ハードエンデューロで走るような山で練習をしたくて、場所を探して行き着いたのが、「湯浅トライアルパーク」でした。

エンデューロよりはハードエンデューロがいい・・・なんて思いながら、ルーマニアクスやエルズベルグロデオの動画を見まくって、湯浅トライアルパークに通うことを決めた・・・という感じでした。

2021年2月頃から通い初めたんですが、まだセローのタイヤも標準で、バイクのカスタムすらしたことがないような、そんな状態で湯浅に通い始めることになりました。
湯浅に行き出して、まだ2年も経ってないんですね・・・。
もう長らく世話になってるような、そんな感覚がしています。

GASGAS TXT GP 250

で、5台目はトライアルバイクです。

湯浅トライアルパークに行きはじめたきっかけは、ハードエンデューロでした。
そもそも”トライアルパークって何?”というノリでいきはじめたんですが、そこで見た、トライアルバイクに乗る、トライアルライダーの廣畑伸哉選手のライディングは凄かったです。

でも、その頃はトライアルを知らないこともあって、廣畑選手に”ハードエンデューロで走りたい”と口にしてたんですよね。
そんなことを言いながらも、ぼくはかなりトライアルにドキドキしてたんですけどね。笑
トライアルをすれば人生が絶対に変わる・・・という予感がしたし、とてつもない競技だとも思いました。

で、2月頃に通い始めて、半年後には、トライアルバイクを注文することになります。笑
セローでの練習では限界があると思ったことと、もう本格的にトライアルをやることを自分で決めた・・・という感じです。

当時、エンデュランサーにするか迷ったんですが、エンデュランサーで走れるハード向けのコースが少ないことと、ぼくがやろうとしてるのは、もうその頃には、ハードエンデューロではなくトライアルだったんですね。

注文して10月にはGASGASが手元にきましたが、セローでプラザ阪下に遊びに行った時に手を怪我して、結局、GASGASに乗り始めたのは、その年の年末年始になったという。苦笑

我ながら思うんですが、よくここまできたなぁ・・・と感じてたりします。
まだスタート地点に立ったばかりのところではあるんですけどね。

締め

という感じで5台のバイクを買いました。
まだ、エンデュランサーはほしいですけどね、今はもう何もかもがトライアルを向いているので、暫くはトライアルに全力投球になると思います。

今もバイクのメカニックを語れるような知識があるわけではなく、技術もないですが、自分でバイクをメンテナンスするようになりました。
整備やセッティング、洗車もしています。笑
工具も用具も揃ってきました。

ひょんなことがきっかけで色々と買いましたが、買って良かったなと思っています。
乗ってないバイクが多いですが、どこかでちょいちょい動かしてはいこうと思っています。

バイクに乗らなかったら、ぼくは仕事を途中でやめてたかもしれません。笑
毎日毎日、数字ばかりを追うことがとてもしんどく思ってたところ、バイクにだいぶ助けられたような気がしています。

今はモトクロスやエンデューロ、ハードエンデューロ、トライアル、スーパーバイク、MOTO GP、スーパーモト、ラリーなど、色んな競技を知ることが出来ました。
どの競技も面白いですね。

トライアルで目標を達成できれば、少し力を抜いて、色んな競技を定期的に楽しみたいなぁと思っています。
その時には競技としてではなく、ホビーとして楽しみたいと思うという感じです。

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