ヘルメットのSHOEI・X-Fourteenを使ってみて感じたこと

ヘルメット、SHOEIのX-Fourteen

ZX-10Rを購入してから、ヘルメットも購入してしまいました。
購入したヘルメットはSHOEIのX-Fourteenです。

購入直後のツイートです。
7月18日に購入してますね。

んで、納品後のツイートです。
3日後の7月21日に納品ということで、かなり早くにきました。

うへへへ。
早速、ロンツーや高速で利用してみたんですが、やっぱりレーサーが使うヘルメットは空力抵抗が考えられてますね。
そんなことを感じたので、レビューを書いてみようと思う次第です。

先に使ってたヘルメットはKabutoの「KAMUI-Ⅱ」

最初に購入してたヘルメットはKabutoの「KAMUI-Ⅱ」でした。
今は廃盤になって「KAMUI-Ⅲ」が新しいシリーズになってますね。

今後も随時アップデートされる感じだと思います。

KAMUI-Ⅱに不満は全く感じていませんでした。
特に何ら不自由なく使えてた感じです。

自分で言うのもアレなんですが、何でヘルメットを新しく購入することになったんですかね?
理由はもう忘れちゃいました。笑
何の目的も理由もなく、新しいヘルメットを購入した感じですね。笑

それくらい、KAMUI-Ⅱに不満はありませんでした。

風切り音はまぁ仕方ないでしょう。
ヘルメットの強度も、YouTubeで見る限りモーマンタイかなと。
ビーコムのイヤホンがあっても入るし。
シールド周りもピンロックで曇らないし。
まだ一年しか使ってないし。
一応、仕事の移動でもバイクには乗るから、デザイン的に言えば派手なのはしんどいしね。

ということで、新しいヘルメットなんて考えもしませんでした。

X-Fourteenを使ってみて

んで、まぁ勢いで買ったはいいけど、何にも期待することはなく新しいヘルメットを使ったんですが、これがまぁびっくり!
全然違うっ!

KAMUI-Ⅱが悪いとかではなくて、X-Fourteenが良すぎる!という感じがします。
ヘルメットにここまで機能を要求したことがなかったことを、改めて実感するくらい高機能でした。

軽い!

まず、軽いです!
首の負担が軽くなることは、十分に実感することが出来るかなと思います。

ただし、別に何キロも重さは変わりません。笑

風切り音が静かになった

明らかに風切り音が静かになりました。
高速道路のような風切り音が凄いところでも、ビーコムの音が聞き取りやすくなりました。
これは最も実益のあるところかもしれません。

風の流れが分かる

空力抵抗が分かるくらいに風が流れました。
高速道路で100km/h以上で走行するとよく分かります。

顎の下に「ロアエアスポイラー」というエアロパーツをつけることが出来るんですが、これがあるので、ヘルメットのフロント部分で風を受けると、喉仏に風がダイレクトで流れてきます。笑
びっくりするくらいに流れてきます。笑

そして、後頭部にもエアロパーツがついているんですが、顎を下げる感じでおでこくらいから風を受けると、首元に風が流れてきて、服の中に風が入っていきました。笑
体温を下げる、熱の排出に繋がる風になったのではないでしょうか。笑

というくらいに風の流れが分かる感じでした。
おまけに、そこそこの速度であれば、横を向いた時の風の受け方も変わりましたし、兎に角、考えられてるんだなぁと感じました。

インカムのイヤホンが入れられる

これはメーカーによって変わるみたいなんですが、インカムのイヤホンを装着するスペースが考慮されているということでした。
ARAIのヘルメットは、どうやらその部分の考慮がないらしく、自分たちで工夫しないといけないみたいなんですね。

レースをする上で、その機能がどこまで必要なことなのかが分からないのでアレなんですが、少なくとも、KabutoやSHOEIのヘルメットはそれらが考慮されているということで、便利機能だなぁと実感してます。

足るを知る

自分を否定するようでアレなんですが、少し思うことがありまして。

バイクや車に乗るようになって、つくづく思うことがあって、それは「足るを知る」ということなんですね。
過剰な機能や馬力を求めてばかりいるのではなく、今あるモノを好きになること、これってバイクや車に乗る上で最も重要なことなんだなぁ・・・と思うんですね。

って、哲学者みたいですが違います。笑

上には上がいることは分かってるんだから、馬力や機能を求めるなら最初からNSXやポルシェみたいな車に乗ればいいんですよね。
バイクなら、10Rやパニガーレに乗ればいいんですよね。
現存する車両の中でもトップクラスの性能を誇っていること、間違いありません。

でも、そうじゃない。
そうじゃないんですよね。

自分の置かれてる立場や度量を考え、現実的なモノを最大限に活用し楽しむ。
でも、時には背伸びをして、成長して辻褄をあわせていく。

そうやって、背伸びばかりするのではなく、今あるモノを活用するのも、立派な楽しみ方なんだなぁなんて思うんですね。

なので、たかが所有した程度で、ヘルメットの何も理解してないぼくが、ヘルメットを堂々と語るのは間違いなのかな?なんて、思ったり思わなかったり。

まぁ手の届く範囲で色々なモノを利用すれば、自分の幅が広がることは間違いないと思うのでアレなんですが、無理して購入しようとするのはきっと違うと思うので、現実的にそれを求めるだけの理由があるかは、今一度、考えてもいいくらいの製品かな?と思いました。

正直、空力や疲労度合いを考える程、真剣にバイクに乗ってるわけではありませんしね。
憧れがあったり、目標にする分には良いと思いますけど、別にSHOEIやARAIの高級ヘルメットが全てだとは思っていません。

今もKAMUI-Ⅱと交互に使ってるんですが、足るを知ることができれば、どちらのヘルメットも楽しめるかななんて思いました。

締め

という諸々を感じたヘルメットでございました。
今のところ、高速に乗る時はX-Fourteenを使って、そうでない時はKAMUI-Ⅱと交互に使っていく感じになっています。

ロンツーの時は、なんだかんだ言ってX-Fourteenを使うようにしています。w
なるだけ疲れたくはないですしね。笑

あーだこーだ言いましたが、やっぱり最高品質なのは間違いないのかなぁと思います。
ただし、ここまでのヘルメットに慣れてしまうと、グレードダウンした時のショック感は大きくなると思います。

大半の方々は結婚して、年を取る中で自由に出来る予算に限りが出てくるものだと思います。
それは別に悪いことではなく、それが当たり前なんですね。

言うて、ヘルメットの耐久年数はおよそ3年とか言われるくらいなんですよね。
ほんと、自由にできるお小遣いに限りがある中で、絶対に買わなきゃいけない程の優先度がこのヘルメットにあるとは、到底思えません。笑

なので、無理していいものを使おうと思わず、でも、一度は所有してみたい・・・くらいの余裕がある方には是非おすすめしたく思う次第です。

最後に、余計な一言かもしれませんが。

これくらいのモノ、何も考えず勢いで買い続けることが出来る程に経済的に余裕がある人にもおすすめしたく思います。
まぁそういう人ならば、色んなことに気づける人だと思いますので、そういう方ならば、こういう高級品質は知っておいて損はないと思います。
そんなことも思いました。

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