軽トレーラーを一年利用してみて

軽トレーラーを一年利用してみて

先週土日は、特に何もしない土日でした。
色々と用事が重なったということがあって、乗ることが出来なかった・・・というのが正しいかもしれません。

あと、金曜日の朝練の時に、26インチのフロントホイール(リム)を曲げるくらいのコケ方をしました。笑
色々と疲れてて集中力が完全に切れてたなぁ・・・と反省したんですが、まぁそれくらいやれてたので、特に何も考えず、用事を済ませて、普段出来ない片付けなどをして、新居に行ってヒダカの高圧洗浄機のテスト?洗車?をしたりしてました。

なので、特に書くことがないなぁ・・・という感じだったんですが、そういえば、軽トレーラーを使い始めてそろそろ一年が経とうとしていますので、どうせなら・・・ということで、一年、軽トレーラーを使ってみての感想を書いてみようと思います。
レビュー記事ですかね。

乗る車(牽引車)にまつわるあれこれ

シビックという車の特性が全てを左右するかもしれない件

軽トレーラーのレビューを・・・と思っていますが、これは軽トレーラーの話よりも、シビックの話になるかもしれないと感じています。
というのも、一時期、軽トラをレンタルしながらあっちこっち行ったり来たりしていましたが、その時には感じなかった楽しさや利便性を感じてたりします。

例えばですが、軽トラよりもシビックの方が、荷物を積むことが出来ます。
というのも、ぼくは軽トラの荷台にラックを組んだりすることが出来ずにいました。
また、軽トラにバイクを積むと、バイクを荷台のメイン部分に置くことになるため、大きなボックスを幾つも置くことが出来ませんでした。
シビック+軽トレーラーは、バイクはバイクだけ、シビックにはルーフキャリア、トランク、助手席、後部座席と分けて荷物を置くことが出来るため、大きなボックスを積むところと、それ以外の荷物を分けることが出来るので、綺麗に分別して積載することが出来、比較的無駄が少ない移動が出来たように感じています。

基本的に、雨の日は軽トレーラーを使うことなく一年が経過したため(若干の小雨はよくありましたが、困る程の雨風がなかったという意)、特に困ることもありませんでした。
というのも、シビックに荷物を積んでいたら、バイクが濡れる程度のことなので、そういう天気の時は、水が入ってはいけなさそうなところにテープを貼ったり、マフラーには栓をしたり、後からブロワーで水切りをするなどしていましたので、特に問題になることもありませんでした。

状況的に、今後、雨でも移動することを視野に入れてるので、移動中のカバーの準備も、実はできていたりします。
つまり、想定出来ることは、工夫で何でも出来るんじゃないか?と感じたりもするんですね。

なので、軽トレーラーのメリット・デメリット、、、というよりは、シビックを牽引車にしたメリット・デメリット、、、という方が正しいかもしれないので、軽車両での牽引とは、少々違うところがあるかもしれませんので、その点だけご留意いただきたいかもしれません。

ぼくが行き来したところ

ぼくがシビック+軽トレーラーで行き来したところは、オフロードコース、トライアルパーク、山の中、サーキットです。
普段、バイクに乗らない時は軽トレーラーを利用することは全くなかったので、他の用事で軽トレーラーを利用することは想定していません。

軽トレーラーのメリット

まずは、軽トレーラーのメリットを書いていきたいと思います。

BOLTを積むことが出来ます。笑

いきなり関係ないことかもしれませんが、軽トレーラーでBOLTを積むことが出来ます。
積載重量350kgの軽トレーラーじゃないとダメですが、出来ないことはありません。
BOLTは250kgを超える車両ですので、トランポに乗せる時にかなり緊張するかもしれませんが、軽トレーラーはかなり車高が低いので、ストレスなく乗せることが出来ます。

ただ、実は、サントレックスの軽トレーラーでアメリカンバイクを積む場合、ちょっとした工夫・カスタムが必要なんですが、ぼくの場合、軽トレーラーを購入したショップ様が対応してくださり、実現いたしました。
今後、BOLTのミーティングなどは、途中までは軽トレーラーで行こうと思っています。
(この前、BOLTで伊吹山に行ったら運転が怖かったので、もう長時間運転は控えようと思いまして・・・。苦笑)

BOLTを積むと後ろがかなり重く感じるので、スピードは出せなくなりますけどね。笑

パワー不足は感じない

200kgくらいまでの車両(ZX-10Rくらい)を積む分にはパワー不足は感じません。
荷物が多くなると、それなりに重さは感じますが、パワー不足は感じません。
ぼくは、シビックを運転する時は、基本的に「ECON」モードで走行しています。

バイクを積んでる時でも、加速する時以外はECONです。
それくらい、パワー不足は感じません。

燃費は若干落ちるものの、グッと落ちる感じもないですし、この辺りはシビックならでは、、、でしょうか。

山の中以外の移動は全く問題なし

山の中のボコボコ道は、かなり怖いですかね。笑
でも、これは軽トレーラーの話じゃなくて、シビックの話かもしれません。
シビックは横幅が広くて、縦が長いんですね。
なので、狭い道はやはりかなり窮屈に感じます。

最近、ちょっとした慣れが出てきたせいか、普通の道でシビックと軽トレーラーを連結した時の長さ分のスペースがあれば、切り返したりバックして折り返すことも出来るようになってきました。

しかし、山の中では、同じ分のスペースがあっても切り返しがなかなか上手くいかなかったりします。
というのも、足元が悪いので、タイヤが綺麗に回らないことと、道がところどころ斜めになってたりするので、綺麗に旋回できないんですね。
また、それに伴い、前後のバンパーやサイドスポイラー?、あと底面など、だいぶと傷がつきました。笑
走行中に「ガリガリ・・・」と音がしたり「ガンッ」と音がしたり、「ゴリゴリゴリゴリ・・・」的なそんな音もします。笑
急斜面でヒッチメンバーの周りが傷だらけになったりもしています。
ヒッチメンバーについてるステーに関しては、ボルトごと歪んでいます。笑
これらの傷がついたりしても、車の仕組み的に走行できなくなるわけじゃないのであまり気にはしていませんが、山道から普通の道に戻ったら、ちょっとした急ブレーキなどをして異音の確認はするようにしています。
また、ヒッチメンバーがゴリゴリいうような斜面を通った後は、ヒッチメンバーをきっちり確認するようにしています。

山道は、やっぱり車高が高い車の方がいいかもしれません。
ですが、(事前の確認をするなどして通る道を選ぶなど)気をつけさえすれば、シビック+軽トレーラーでも、十分、どこにでも行けるということは分かりました。

今となっては、我が家のシビックはラリー仕様と思って乗っています。笑

行き帰りの道中の運転が楽しい

やっぱりキビキビ走る車での移動の方が楽しいですよね。
軽トラには軽トラの良さがありました。
山の中では、正直、軽トラの方が安心して走れます。笑
ですが、それだけではない楽しさがシビックにはあるんですね。

あとやっぱり、色んな方々が見てくださることを感じてたりします。
小さいお子様に関しては指を指してくれたりしますしね。w
そういう映え効果もあって、道中の運転はかなり楽しいです。

維持費はほとんどかからない

維持費ですが、車検費用くらいですかね。
ですが、車検は後一年先のことです。

それ以外の維持費は今のところかかっていません。
軽トレーラーのメンテナンスはそのうちかかってくると思いますが、その頃にはまた新しい車両にしてもいいですしね。
軽トレーラーは25万そこそこですので、二年も乗れば十分に元は取れたかなとも思います。
タイヤは全然減りませんし、グリス切れの心配も今のところなさそうです。
(水に入れるジェットと同じような使い方はしてないので、グリスが切れる心配はほぼない・・・と、ショップの方は言ってました。w)

くらいの感じかなぁと思っています。

メンテナンスは、それほど負担にならない

維持費の話と連動するかもしれません。
軽トレーラーのメンテナンスは、それほど負担にはなりません。
乗る時や降りた時に色々確認したり、バイクの洗車をする時に一緒に水をかけたりしていますが、ほぼノーメンテナンスです。
一度、電球が切れたことはありましたが、車のヒューズと軽トレーラーの電球を変えて終了という、そんな感じでした。

費用も数千円程度のことでしたので、自転車やバイクから見れば費用や負担はかかってないに等しいです。笑

軽トレーラーのデメリット

次に軽トレーラーのデメリットをご紹介いたします。

駐車場の狭い飲食店には入れない

駐車場が狭い飲食店には入れません。
コンビニくらいなら滞在時間も少ないので、空いてるスペースに置かせていただくことはしょっちゅうしますし、それが原因で困ったことはありませんが、ラーメン屋さんとかで限られたスペースしかないようなところは、さすがに入れませんでした。笑

まぁ、そもそも、バイクを積載してる状態の時にラーメン屋さんに行く・・・という気分の時はそうないので、困った・・・という程のことではないんですが、確実に選択肢は減る感じでした。

高速代と駐車場代がちょっと高い?

軽トレーラーを連結してると高速代金がちょっと高くなります。
また、コインパーキングには止めることが出来ません。
事前にお問い合わせして確認さえ取れればコインパーキングに軽トレーラーを停めることが出来るかもしれませんが、基本的には厳しいものと思っていいと思います。

ただ、サーキットや道の駅、オフロードコースやトライアルパークに行く分には、何ら関係のないことだったりもします。w
コースに行くとコインパーキングに停めることはないので、あまり関係ないかなと思います。
強いて、猪名川林道の松尾パーキングに関しては、二台分で駐車場予約しないといけないため、唯一、ここだけ駐車料金が高いのかもしれません。
ですが、高いと言っても数百円のことですので、その日のトータルコストで見れば、当たり前と言えば当たり前くらいの感じですかね。

先述の通りですが、仕事などで使ってるわけではありませんので、平素、これが原因で困ることはほぼありません。

そういえば・・・。
ZX-10Rを車検に出す時、軽トレーラーでカワサキプラザまでZX-10Rを運んだんですが、その時、カワサキプラザの駐車場に入りました。
ZX-10Rを軽トレーラーからおろしまして、その後、駐車スペースをバックして道路に戻り(安全確認はもちろんしています)、切り返して出ることが出来ました。
慣れれば、最初はキツいと感じたことも、徐々に出来るようになるので、慣れ次第で、色んなハードルが下がるのも間違いないかなと感じています。

車両の揺れが凄いかもしれない

軽トレーラー、バイクを乗せてない時は、跳ねるように揺れます。
ですので、車検の時のことじゃないんですが、バイクを乗せてない時は、それなりに配慮して移動する必要はあるかもしれません。

バイクを乗せたり降ろしたりする時にはタイヤ止めを

軽トレーラーを車両に連結してない時にバイクを乗せたり降ろしたりする時には、きっちりタイヤ止めをするか、軽トレーラーがシーソー状態にならないようにする工夫はしなければいけません。
重い車両を乗せたり降ろしたりする時ほど、シーソー状態になりますので、これだけは注意が必要です。

ぼくは基本的にタイヤ止めをタイヤの前後に詰めるようにしてるので、シーソーにはならずに済んでいます。
最初、慣れがない時にシーソーになってしまったので、以降、注意してやってきました。
トラ車(70kg)でのシーソーなので、すぐにリカバリー?が出来たんですけどね、ナンバーは歪んでしまいました。笑

締め

という諸々のメリット・デメリットを一年で感じたかなと思います。
軽トレーラーを迷われている方がいたら、迷わず背中は押せるっすかね。w

そういうメリットでもデメリットでもない、ただの自己満足的なことで言えば、これだけのことをしていれば「乗り物好き」ということが一目で伝わるというのが、一番嬉しいことかもしれない・・・と思い始めてたりします。w
近所にバイク乗りのおじいちゃんがいるんですが、よく通りかかる時にバイクの手入れをされているのでいつしか仲良く話をすることになったんですが、軽トレーラーを連結してバイクを牽引してたら「君も好きやなー。笑」と言われました。

これだけのことをして、乗り物は別に好きでも何でも無い・・・と言っても信用してもらえません。
あと、それに伴い、所得や諸々を含めて経済的にも信用していただけるというのも大きいかなと感じています。

で、軽トレーラーを連結しての運転は、それなりにスキルを要求されてる気がするシーンも少なくありません。
慣れ不慣れだけではどうしようもないシーンもありますので、それらも含めて楽しめてる気はしています。

あと、ぼくは、DIYなどのことが出来ないタイプなので、ハイエースを購入して、色々なカスタムをすることを考えると、純粋にトランポと運転に振り切ったシビック+軽トレーラースタイルが自分にはあってるかなぁとも感じてたりします。

という諸々も含めて、軽トレーラーはぼくに色んなことを教えてくれたかなと感じています。
今のところ、軽トレーラーは手放す予定はありません。
それどころか、新居のガレージにはシビックと軽トレーラーが横並びになります。
これが楽しみで仕方ありません。笑

ということで、引き続き、軽トレーラーライフを楽しんでいきたいと思います!

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