プロテクターに守られた自損事故、国道371号にて

某日、Aprilia RS4 125で国道371号線を南から上がるツーリングをしてたんですが、山道で盛大にコケてしまいました。
砂利道・・・と言うか、台風や悪天候の影響で道がふさがる一歩手前くらいの状況になっていた道に突入したところで、盛大にコケてしまいました。

以前にも一度コケたことがありました。
以下の記事です。

今回は、前回よりもっと酷い自損事故でした。

状況としては、小石がたくさんの道で舗装もされてなくてガードレールもない狭い山道ってところですね。汗
台風や雨の影響で山の砂利や石が道に落ちて来てた感じでした。汗
「これはヤヴァイ!!」と思いながら進んでたんですが、折り返すポイントを自分でつくることが出来なくてそのまま進んでしまったんですね。

だいぶ前にトラックが見えたので、スピードを落とそうと思いブレーキ操作を開始したとたん、後タイヤがスリップした感じでした。
時速50km/h弱くらいだったと思います。
タイヤはロックしたりはしていませんでした。
急ブレーキをしたわけでもありません。
そんなに深刻な操作はしてなかったと思うんですが、すってんころりんでした。

プロテクターの類がなかったら大怪我だったことは間違いないくらい、石が落ちてるところを”ズザー!!”といった感じでした。
プロテクターがなければ、肘、膝は10針や20針ではきかないくらいいってたと思います。
首も持っていかれそうになった感覚はありましたが、何とか踏ん張ったという感じでしょうか。
でも、プロテクターがなかったら、身体を庇ったりしたと思うので、頸椎とか関節各所にダメージがあったような気もしています。

ほんと、如何にプロテクターが重要か!ということが今回、とてもよく分かったような自損事故でした。
最近、プロテクターの類をつけず大怪我されたりする事故を散見しますが、プロテクターの有無で怪我の度合いはめちゃくちゃ大きく変わるんですね。
減価償却的に考えれば、ツーリングの回数、事故の回数、プロテクター類の総額らを換算すると、たった数千円くらいで命・身体を守ったということになるんですね。

ということで、今日は、プロテクターの類や安全装備の紹介とその重要性について、皆様にお伝えできればと思っているんですね。

今まで、プロテクターを軽視されてた方でも、今一度、見直していただきたく思います。
この記事では、ぼくが身につけてた装備品の紹介もいたします。
たった2万〜3万円を出すだけで、身体が守れますので、今、軽装でバイクに乗られている方は、是非、プロテクターの類の装備を考えてみてください。

因みにですが、コケた後すぐに立ち上がり、バイクの故障度合いをすぐにチェックしました。
ギアチェンジのペダルが曲がってしまったので、運転は不可能だと思い、前方に見えたトラックがこちらに来るのを待って、バイクを山道から国道におろすことをお願いし、無事に帰ることが出来ました。
後日、改めて諸々手配をしたんですが、まぁそれはいいとして。

兎角、自分の怪我とバイクの状態を確認し、日を変えて改めてバイクを持ち帰る方法を選んだ感じでした。

着用してたプロテクターや安全装備の紹介

さて、先にその時にぼくが来てたプロテクターの類をご紹介いたします。
ジャケットやプロテクター入りパンツが重要なのは間違いありませんが、インナーも重要だったと感じました。

というのも、インナー上下ともに無傷でした。
汗で肌に着ているモノがベタベタくっついたりしていると、それもまた傷になりかねないようなそんな気がしたんですね。
インナー系は衣類と肌の摩擦などがなくて関節を動かすのにストレスが軽減されるんですね、汗をかいていても。
目には見えない部分のことですが、一連のパフォーマンスに大きく影響したと思っています。

そして、決して高いわけではないメッシュジャケットです。
高いブランドのジャケットを着る必要はないんです。
肩、肘、胸、背中、通り一辺倒のプロテクターがあるだけで全然違うんですね。

そして、SEAL’Sのコットンパンツです。
プロテクターは膝の部分だけです。
決して高いズボンではありません。

手のひらの部分は完全に指が通るくらいに破れたんですが、やはり手も無傷でした。
めちゃ痛かったですけどね。笑

そして、靴ですね。
これも決して高い靴ではありません。
ワークマンのセーフティシューズです。
たった2,900円です。
後述しますが、爪先、見事に穴が空いたと言いますか、鉄板のところが見えるダメージが残っていました。
スニーカーや薄手の靴だったら、爪先、どうなってたのかな・・・と思ってしまいます。

というのが、今回着ていた装備一覧です。
これのどれ一つとして欠けてはいけなかったと感じています。
たったこれだけで、無傷で事故を乗り切ったと思うと、ほんと安く済んだなぁという感じです。

重ね重ねですが、皆様、ほんと、洒落にならないことになる前に、プロテクターはしてくださいね。

写真で見る国道371号ツーリング

決してジャジャ降りではないけど、少しだけパラパラするくらいの天気です。
地面も濡れていません。
ドライのようなウェットのような、それくらいの天気でした。
幸先いいスタートだったんですけどね。w

プロテクターに守られた自損事故、国道371号にて その1

そして、串本から国道371号線に入って行きます。
コケたところなどの写真を撮る余裕はなかったので写真は撮れなかったんですが、コケて、トラックにバイクを積載していただいて、ぼくもトラックの助手席に乗らせていただいたところで、写メを撮ることが出来ました。笑

まぁもう見ていただいた通りの道ですね。
ガードレールもまばらで、地面は石だらけのところでした。
ほんと危なかったです。汗
因みに、ヘルメットやインカムは無傷です。笑
首を起こして踏ん張れたので無傷ですみました。笑
正直、コケた時、目を開いてたので耐えれた感じだったような気がします。
目を瞑ってしまうと持っていかれたかなぁ・・・なんて後から思います。

プロテクターに守られた自損事故、国道371号にて その2

んで、改めて身体の各所の確認です。
膝がこんなことになりました。
プロテクターの硬いやつは割れていませんでした。

プロテクターに守られた自損事故、国道371号にて その3

んで、バイクをトラックの運転手の方の会社の倉庫に置いとかせていただけることになりました!\( ˆoˆ )/
んで、改めてバイクの故障度合いもチェックです。
左側のウィンカー・カウル・シフトペダル・スタンドの故障くらいで済みまして、かなり軽症で済んだ感じでございました。
サドルバッグがかなりあったので軽症で済んだ感じだったと思います。

プロテクターに守られた自損事故、国道371号にて その4

シフトレバーは何もなっておりませんでした。
少し汚れたくらいのモノで済んで助かりました。

プロテクターに守られた自損事故、国道371号にて その5

上着のジャケットはこんな感じでございました。汗
肩の部分も少し破れた感じですね。汗

プロテクターに守られた自損事故、国道371号にて その6

んで、Apple Watchは崩壊してしまいました。汗
機械に強い方は、みな、Apple Watchのバッテリーの大きさにびっくりされているような気がしています・・・どうでもいいんですけどね。笑

プロテクターに守られた自損事故、国道371号にて その7

んで、グローブですね。
この手のひらの硬い部分から、指が奥まで入る感じになりました。汗
多分、手の平というか手首の部分というか、が一番痛かったような気がします。

プロテクターに守られた自損事故、国道371号にて その8

んで、セーフティシューズです。
爪先、思いっきり破れてますね。汗
鉄板が入ってなかったらと思うと怖いですね。汗

プロテクターに守られた自損事故、国道371号にて その9

何でか分かりませんが、足首の部分のフワフワしたところが千切れてました。汗
まぁ丈夫な部分ではないのでアレなんですけどね。

プロテクターに守られた自損事故、国道371号にて その10

んで、無事に山道から降りてきたんですが、トラックの方が気を遣ってくださり、RS4をしばらく預かっていただけることになったんですね。
んで、預かっていただく間、トラックの方の所有する倉庫に置かせていただいた状態の写メです。
レンタカーで軽トラを借りて、軽トラにRS4を積載して帰ることを想定して、高さ70cmくらいでパレットに積んでいただきました。
何から何まで、本当にありがとんございました!\( ˆoˆ )/

んで、この日は、田辺市のトヨタレンタリースでカローラをレンタカーして帰りました。
んで、カローラは堺市のトヨタレンタリースで乗り捨てをしました。

プロテクターに守られた自損事故、国道371号にて その11

んで、改めてトヨタレンタリースで軽トラをレンタルしてまいりました!
ダイハツのハイゼットトラックです。
このハイゼットトラックのレビューはシビックファンにて掲載しようと思います。
簡素な車だけど、電子制御とかがない分、かなりリニアな感じがしまして、運転はめちゃ楽しかったです。
ただ、バイクを乗せた後の乗り心地は全く変わって別物な感じがしました。
その辺りも面白かったですね。

ともかく、レンタカーを借りて、夜の19時頃にスタートしました。
高速に乗って、22時頃には到着出来たので、順調だったと思います。

プロテクターに守られた自損事故、国道371号にて その12

んで、RS4を移動するためにベタ付けしたわけですが、ジャストな高さでした!\( ˆoˆ )/

プロテクターに守られた自損事故、国道371号にて その13

んで、積載し、ラチェット式ベルトで固定です。
ロープもあったんですが、思いの外うまく固定出来たので、ロープは使わず固定ができました。

プロテクターに守られた自損事故、国道371号にて その14

4本で固定した感じです。
前輪のサスペンションが沈んだ状態に固定するということを聞きました。
また、硬いパーツ部分で固定することも聞きました。
これで問題なく帰れましたので、まぁ良かったのかなと思います。

プロテクターに守られた自損事故、国道371号にて その15

車内からはこんな感じで後ろを気にし続けたという感じでした。

プロテクターに守られた自損事故、国道371号にて その16

ということで、無事に帰ることが出来、日を改めてショップにRS4を持っていきました。

自損事故でかかった費用

カローラのレンタカー代 : 15,000円(24時間/乗り捨て)
軽トラのレンタカー代 : 10,000円(24時間)
ガソリン代、高速代 : 8,000円くらい
雑費 : 数千円
RS4修理の見積額 : 60,000円くらい
お礼 : ほにゃらら

という感じでした。
ジャケットやグローブは、もう一つずつあったり、ズボンも同じやつを3着くらい買ってあったのでとりあえずは買い直さなくても大丈夫な感じでございました。

と言っても、メッシュジャケットは来年買いなおそうとは思っています。

締め

という感じで、無事に自損事故の片付けが完了しました。

まぁ兎に角、大ごとにならなくて良かったなと思っています。

トラックの方は、国道371号の上の方で工事を行われている地元の工事業者さんだったんですね。
んで、聞くと、”この先は工事で通行止め”ということだったんですね。汗

”いいところ”でコケて引き返すことができて良かったなと思っています。
引き返すタイミングを完全に見失ったぼくでして、おまけに身体は無傷でバイクを積載で帰ることができて、不幸中の幸いとはこのことかな・・・と思えるような展開だったと思います。

もし、このまま通行止めのところまで上がって、引き返さず無茶でもしたら、、、と考えると、何が起きても不思議ではないかなと。
真っ暗な山道なんて、ガードレールのないところから滑落してもおかしくはありません。
そういう諸々も十分に考えられる・・・と言われました。汗

今回のツーは最後まで行けませんでしたが、かなり勉強になったツーリングでございました。

ということで、とんでもない状況でプロテクターが効果を発揮してくれました。
皆様におかれましても、バイクに乗る時は、必ずプロテクターをするようにしてくださいね!

お疲れ様でした!\( ˆoˆ )/

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